securekingのブログ

IT、IoT、AI、ネットワーク、セキュリティに関する新聞記事を中心に、セキュア王なりの感想を書いていきます。

2016/09/29「農業ITで効率化 クラウドコンピューティング拡大」

農機に組み込んだセンサーによって収集したデータを、遠隔地のコンピューターでデータを処理・分析する「クラウドコンピューティング」の動きが広がっている。

農機メーカーのヤンマーは、農機の動作をセンサーでチェックし、エンジンの回転数などの変化の異常を検知すると、携帯電話の回線からコンピューターに送られ、30分以内に担当者が対応、点検や修理を提案するとのこと。

クボタはさらに先に進んで、収穫する稲に含まれるたんぱく質の量など、味に関する情報までスマホを使ってデータを送る。水田毎の収穫状況の分析結果を見える化する。

このシステムを使った新潟の農業生産法人が、収穫量を15%も伸ばし、味も向上したという。

こういうお客様の利益を考えたシステムを考えていくと、自社の売り上げも伸ばせる。

セキュリティの世界でも、ただお客様のネットワーク監視をするだけでなく、お客様がどうすれば安心してコンピューターやネットワークを使えるのか、もっと言えば「お客様の売り上げをあげるセキュリティ」を考える必要がありそうだ。