2016/10/04「IoTで次世代サービス」
最先端の技術や製品を披露する「シーテックジャパン2016」が本日開幕した。
家電メーカーの枠を超え、初出展した三菱UFJフィナンシャルグループは、接客用人型ロボ「NAO」や人工知能を利用したファンド「フィンテック」を展示。
シャープはAIとIoTを融合した「AIoT」を中心に展示。ソニーが出店を見送ったとのことだ。
トヨタ自動車は「キロボミニ」という会話ロボを展示した。
各社、よく未来を描いた映画などでありがちな「ホームアシスタント」を目指して開発しているように感じた。
ドラマでいうと「ナイトライダー」に出てくるKITTという人工知能が搭載された自動車だ。トヨタは間違いなくそこを目指すでしょう。「駐禁が来たら、勝手に移動してくれ」とか頼める世の中が来るのでしょうか?
2016/09/29「農業ITで効率化 クラウドコンピューティング拡大」
農機に組み込んだセンサーによって収集したデータを、遠隔地のコンピューターでデータを処理・分析する「クラウドコンピューティング」の動きが広がっている。
農機メーカーのヤンマーは、農機の動作をセンサーでチェックし、エンジンの回転数などの変化の異常を検知すると、携帯電話の回線からコンピューターに送られ、30分以内に担当者が対応、点検や修理を提案するとのこと。
クボタはさらに先に進んで、収穫する稲に含まれるたんぱく質の量など、味に関する情報までスマホを使ってデータを送る。水田毎の収穫状況の分析結果を見える化する。
このシステムを使った新潟の農業生産法人が、収穫量を15%も伸ばし、味も向上したという。
こういうお客様の利益を考えたシステムを考えていくと、自社の売り上げも伸ばせる。
セキュリティの世界でも、ただお客様のネットワーク監視をするだけでなく、お客様がどうすれば安心してコンピューターやネットワークを使えるのか、もっと言えば「お客様の売り上げをあげるセキュリティ」を考える必要がありそうだ。
2016/09/28「AI開発 実益ある戦略を」
AIに関して一般の解釈が間違っているという記事が掲載されていた。東京の方の教授が書いた記事だ。新聞の1/4の紙面を使いながら、結局何が言いたいのか分からない記事だった。
AIは統計を活用していると言いながら、ディープラーニングにも触れているが、ディープラーニングの意味をこの教授先生はわかっていて書いているのだろうか。
ただの統計学だったら今のパソコンで普通にできている話だと思う。
人間の脳細胞の仕組みと同じ方式で記憶・理解していくのがディープラーニングだと私は解釈していますが・・・
自動翻訳はビッグデータから統計的に検索して・・・と書いているが、語訳ではなく、意訳ができるようになるのが、ディープラーニングの特徴なのに。
新しい創造は行われないと言うが、創造はいろんなもののマッシュアップしたものでしかない。人は何かゼロから創造できますか?IPS細胞でも、人の細胞からしか作れないのである。
感情も持たないと言っているが、感情ももたないと完全な人工知能としては成立しないのである。
マイクロソフトの人工知能が、ランニングさせた直後に差別用語を連発して即停止になったという。ここに感情がなければ制御できない。
古い考え方でしか発想できないと、こういう解釈になるんだなぁと改めて自分も気を付けなければ・・・と思った記事でした。